2年生の数学は「一次関数」です。

一次関数とは「y = ax + b」のように「y = 一次式」で書ける関数で、グラフであらわすと直線になります。
一次関数を学ぶうえで、基礎となる比例・反比例を理解し、思い出すことが重要です。

そこで
俊平T「1秒間に2センチずつ、窓が開きます。今日はこの関係を式にしてみますよ~。やってみますよ~。わたしは数学の先生ですから、機械のように2センチ窓が開けられますからね」


生徒さん「・・・1秒で2センチだから、2秒では4センチですよね。けど、実際には12センチあいてますけど・・・」(笑)
俊平T「・・・さて、式にしてみましょう」
さ~まずは自分で表から式を立ててみよう。そして、自分がどうしてこの式を作ったかを意見交換です。



秒数をx、窓の開いている距離をyとすると「y=2x」だね。ということはこれは「正比例」だね。よくできました。
一次関数は「y = ax + b」のように「y = 一次式」で書ける関数なんだけど、今回の比例の式「y = ax」なんだけど、b(定数項)がないね。
+bの「bがゼロ」でも一次関数と呼ぶため、比例も一次関数の一種なんだよ。

一次関数は中2数学の一番重要な単元でもあるんだ、がんばれ、2年生!